むくみには様々な原因があります。特に現代の女性はむくみやすいと言われています。日常生活から気をつけるようにしましょう。

むくみの原因

むくみの原因

むくみは大きく分けると、「病気によるむくみ」「一時的なむくみ」の2つがあります。ほとんどの方が経験したことがあるのが「一時的なむくみ」です。その一般的に起こるむくみの原因には下記のようなものがあります。

長時間同じ姿勢を続けること

立ち仕事やデスクワークなどで一定の姿勢を続けたままでいると足の筋肉の運動がなくなり、血液を心臓に戻す働きが機能しなくなります。するとそのまま血液が足にたまってしまいむくみとなります。足はもともと重力の関係で血液がたまりやすいのでむくみやすいといえます。また朝起きたときに顔がむくみやすいのは横になった姿勢で、重力が均等になるためで、起きてから動き出すことで顔の水分は下に下がり、むくみは解消されます。

過度な塩分摂取

過度な塩分摂取

塩分を必要以上にとりすぎてしまうと、塩分に含まれるナトリウムによって体の中に余分な水分を取り込んでしまいます。ナトリウムは体に必要なミネラルですが、カリウムというミネラルと対になるため、バランスを保たなければなりません。しかしナトリウムの方が食事で摂取しやすいため、バランスが崩れやすく、体内の水分バランスが乱れることでむくみがおこりやすくなります。

運動不足による筋肉量の低下

体の構造として心臓から遠い足先の血液の勢いが弱くなりやすいため、ふくらはぎの筋肉を使って血液を心臓に戻しています。そのため運動不足でふくらはぎの筋肉が衰えてしまうとうまく血液を戻すことができなくなりむくみとなってあらわれます。

栄養素の不足・バランスの乱れ

体に必要なたんぱく質・ビタミン・マグネシウムなどの栄養素が足りていないまたは、バランスがとれていない場合にむくむ場合があります。栄養失調でもむくむ場合があるので、過度なダイエットなどが原因となる場合もあります。

女性特有のむくみ

女性特有のむくみ

女性は男性よりも筋肉量が少なく、皮膚が柔らかいため圧が低く水分を静脈に戻しにくいためむくみやすいとされています。女性の場合生理時に女性ホルモンの影響で血管が拡張されるため、尿の量が減り、水分が体に溜めこまれやすくなるのでむくみやすくなります。また妊娠中の場合も同様に水分をため込みやすくなり、同時に赤ちゃんの成長によって物理的に静脈が圧迫されるのでむくみが見られます。

一方で病気によるむくみはむくみだけで病気を突き止めるのは難しいとされています。

腎臓の疾患

むくみを起こしやすいのが腎臓の病気です。腎不全を起こしたりやネフローゼ症候群などにかかっていると腎臓の機能が低下してしまいます。腎臓は体内の水分量を調整する役割があり、尿の排出を促す器官です。尿の排出が少なくなると水分が排出されなくなり、蓄積されむくみとなってあらわれます。尿の量の増減が激しい場合は注意が必要です。

肝臓の疾患

肝臓の疾患

慢性肝炎やアルコール肝炎、肝硬変などの疾患がある場合肝臓の機能の低下によって、血管内に水分をためておく役割のあるアルブミンというたんぱく質の合成が減ります。アルブミンの量が減ることで血液内に水分をとどめることができず細胞間に染み出します。その水分が原因となりむくみとなります。肝臓はあまり自覚症状が出ない臓器とされているのでアルコールを摂取する人は定期的に検査を受けた方が良いでしょう。

心臓病

心不全の場合心臓から全身へ血液を送り出す働きが弱まるため、余分な血液が肺に溜まってしまいます。肺に溜まった血液によって静脈がうっ血するため、足がむくみやすくなります。その外にも甲状腺機能の低下や、リンパの狭窄によるむくみなどが挙げられます。

このように重大な病気のサインである可能性もあるので気になる人は一度検査を受けてみると良いでしょう。